搭載完了 

ロードスターのエンジンも搭載完了しました。
エンジンも安定して吹け上がりも軽やかです。
暖気後に各部を点検エンジン調整をして50km程試乗してきました。
少し慣らしたいので余り高回転まで回していませんが
トルクもありなかなか楽しそうなエンジンです。
後日A/F計を装着して見てみようと思います。
現在装着されているROMはVer2より更に薄く(結構薄い)設定されていました。
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ヒーターホース(コア) 

エンジンも組み上がり後は載せて試乗しA/Fの補正等になります。
同時にウォーターホースが劣化で硬くなってたので全て交換する事にしました。
古いホース(ヒーターホース)を取り外した所写真のように変形していました。
バンドが締め込みタイプに変わっていて以前に修理した形跡があり
前に外した方が変形したままホースをそのまま付けたようです。
ヒーターコアパイプは真鍮製なのでプライヤー等で摘むと
すぐに変形してしまいます。
交換する場合はカッター等で切ってしまうのが確実ですが
再使用する場合私はピックアップツールや硬めの針金の先端を
V型に曲げてホース隙間に差込んで外しています。
変形した場合は真鍮なので簡単に修正できます。
写真左が変形していたパイプで右が修正したパイプです。
今回はマイナスドライバーとソケットレンチのコマで直しました。
なかなか上手く修正できてるでしょう?
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エンジン完成 

エンジンが組み上がりました!
今回組んだマーレーピストンですがリングを組み込んだ状態で298g
ノーマルが同条件で295g(カーボン等で誤差あり)です。
ボアが大きくなった事を考えると軽いと思います。
精度は良く重量ばらつき1g以内でした。
ピストンピンもスムーズに挿入できました。
このピストンは形状の関係でオイルジェットを若干曲げる加工が必要です。
ピストンを組み込む前にプライヤーで曲げたのですが
ピストンをシリンダーに組み込む時にコンロッドが
オイルジェットと接触して組み込めませんでした。
また少し戻しピストンを組み込んでからオイルジェットを
マイナスドライバーを使いクランクの隙間から再度曲げて
ピストンと接触しないか確認しました。
(曲げ方が悪かったのかな?)
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補機類も装着してエンジンを乗せる準備ができました。
サージタンクのバフ掛けはお客さんが
持ち帰りご自身で磨き上げた物でピッカピカになって返ってきました。




ボールジョイントダストブーツ 

年末ですが相変わらず忙しい日が続いてます。
先日お客さんから弟さんの車の車検が切れてるので
至急車検をお願いしたいと依頼され断る事も出来ないので
頑張って引き受ける事になりました。
今日は休みで整備する予定では有りませんでしたが
残ってる仕事もある為出勤して仕事する事にしました。
H7年の旧型MPVで走行は140000kmです。
持ってきてもらった時にお客さんと一緒に目視で簡単に点検し
それ程悪い所が無さそうなので費用もそれ程掛からないと思いますが
実際に整備して見ないと分かりませんよとお話していました。
早速整備に掛かると右フロントにガタがあり
ロアアームボールジョイントにガタがあるようです。
ダストブーツは破れていませんでしたが
タイロッドエンドのダストブーツと反対側のブーツは破れていました。
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破れていたタイロッドエンドのダストブーツ(ブーツはタイロッドから外して浮いてます)

このMPVのボールジョイントがまた面倒で外そうと思っても
ドライブシャフトが邪魔で出てきません。
ドライブシャフトもスプライン部が錆び付きでなかなか外れませんが
今回は何とかハンマー殴打で抜けてくれました。
もし抜けない場合はプーラー等を工夫して使ったり
ナックルにシャフトを付けたまま取り外し
プレスで押して抜く事になります。
せっかく分解しましたが部品会社はお休みでディーラー知り合いに
在庫確認してもらった所在庫無しで25日発注で
大阪からの手配で27日に部品が届くそうです・・・・
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ピンボケですが写真でわかるようにドライブシャフトが邪魔で
ボールジョイントが外せません。

200612233.jpg
ブーツが破れて無かった方のボールジョイントですが
えらい事になっています。

車検時以外に見落としがちなのがダストブーツです。
破れてる場合検査は不合格になります。
破れて無くても亀裂等が有る場合早めに交換した方が無難です。
今回のように亀裂がある場合ボールジョイントがこのようになってる
可能性もありますので低年式車は注意が必要です。




シリンダーヘッド 

ヘッドとブロックが加工屋から戻ってきました。
こちらの加工屋はR社とN社の2社しかなく
大体は近くで会社での取引きもあるR社に依頼しています。
自分の車なら知り合いの鉄工所に依頼する事も可能なんですが
自動車部品加工用では無いのでお勧めしていません。
R社は、いつも思うのですが仕上げが不親切です。
面研から戻ってきたヘッドは各穴の面取りもしてないし削片がたまに残っています。
ブロックはボーリングから戻ってくると砂のような切り粉がいっぱい付いてます。
(写真を撮り忘れてしまいました)
何処もそんなもんなんでしょうかね?
普通加工に出す人は業者関係がほとんどでしょうから
組む前に面取りや洗浄点検すると思いますが
ひどい人は何も気にしないでそのまま組む可能性があると思います。
もし自分で面研等を依頼してから組む事があるなら事前に点検した方がいいですよ。
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バルブシールを取り付けてバルブを組み込んだシリンダーヘッド




ジムニー 

以前から依頼されていたジムニーを今日やっと落札する事ができました。
車検付きに絞って何度も競ったのですが競り負けてなかなか落札できず
今回車検無し車を狙ってみました。
やはりナンバー無しは検査を受けて登録が必要な為
当然価格も割安ですが面倒なのと販売専門店等は外注する事が多く
費用が大きくなる為少しですが競るライバルが少なくなります。
今回は13年式を思ったより安く落札できたのでラッキーでした。
年内ギリギリですが何とか納めたいですが書類到着次第かな?
ちなみにこのジムニーのお客さんの下取りが以前ここで営業していたS2000です。
(下取りと言ってもジムニー+現金を返す事になりますが)
2人程商談が入ってたんですが支払いの関係がまとまらず流れてしまい
結局私が買い取ってしまいました。
今から冬で雪が降るので余り乗れませんが私の車がまた増えてしまいました。
現在ナンバー付きはMPV ジムニー ワゴンR ミニカ S2000と5台です。
S2000はオール込み¥185万で売りますよ!!(現在車庫保管中)
欲しい方いませんか?ご連絡お待ちしています。
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コンロッド 

バルブすり合わせ燃焼室加工も完了したので
ヘッド面研とブロックのボーリングを加工屋へ依頼しました。
面研は平面を出す目的が1番ですが燃焼室研磨もあり
若干圧縮比も稼ぎたいので0.3mmだけ研磨する事にしました。

コンロッドは軽く磨いて重量合わせしました。
ノーマル状態でメタルなしキャップ&ナット付きで
MIN 552g MAX 554gだった物を全て磨いて
MAX6g減の548gに合わせました。
今回は凹んだ部分は磨かず表面のみ磨きました。
もちろん通常O/Hではここまでしません。
ブロック自体も大きなバリ取り以外そのまま使います。
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大型トラックブレーキ 

夕方に大型トラックがエアー漏れを起こし自走できないと言う事で
北陸道の高岡P.Aまで出張修理に向かいました。
到着して確認した所パーキングブレーキを解除すると
リヤの方からシューとエアー漏れの音がしています。
パーキングブレーキのチャンバーから漏れてるようです。
大型車等のパーキングブレーキはエアーで制御しています。
通常はチャンバー内のスプリングの力でロッドを押す事によって
ブレーキシューを拡げてブレーキを掛けていますが
Pブレーキを解除するとチャンバー内にエアーを送り
ダイヤフラムでチャンバー内のスプリングを押し縮めて
ブレーキを解除します。
20061215.jpg 200612151.jpg

以上の事からチャンバーがエアー漏れを起こすと
スプリングを押し縮める事が出来ずパーキングブレーキが
解除出来ないようになっています。
ただこの部品には緊急時ブレーキ解除する為に標準で部品が付いてます。
写真1枚目が新品を取り付けてる状態で2枚目が
取り外した部品ですが1枚目の写真に長いボルトが付いています。
このボルトは新品時組み付ける場合スプリングを押し縮めた状態でないと
車両へ取り付ける事ができないので付いてる部品で
この状態はダイヤフラムをエアーで押してる状態と同じで
パーキングブレーキを解除している状態になります。
新品組み付け後は取り外してチャンバーの横に指し込み
固定できるようになっていて緊急時に取り外し
写真のように締め込んでエアー室を遮断しパーキングブレーキを
解除できるようになっています。
今回は残念ながらこの処置をしてもまだ少しエアー漏れして
エアー圧が掛からない為残り三輪の(後ろ2軸車)パーキングブレーキ
が解除されず自走できませんでした。
その為エアー漏れを起こしてるチャンバーのエアーパイプを
引き抜きシールテープを丸めた物を押し込み更にボルトに
シールテープを巻いてパイプ内へ締め込んで何とか自走できる状態にしてきました。

帰る途中にまたまた緊急事態発生・・・
今度は別の車がクラッチが切れずギヤが入らないという事です。
ギヤを入れてエンジン始動発進してもらい変速はパワーシフトなので
クラッチが切れなくても以外に簡単にギヤが入るので
なるべく回転を合わすようにしてそのまま変速してもらうように言い
たまたま同じ方面で富山の小杉I.Cを降りたヤマト運輸を
出た所だったので戻ってもらいこちらもUターンする事になりました。
到着して調べると全く普通にクラッチが切れて異常ありません。
途中で直ったと言う事でした???
クラッチブースターも油漏れなしマスターも異常なし
踏んだ感じもおかしく無くフロア内にゴミや空き缶もありませんでした。
クラッチカバーのダイヤフラムSP等内部で異常が有るのか
簡易的な点検では異常は見つかりませんでした。
念の為別の車を手配し積み替えて出発してもらいました。
金沢へ到着したのは次の日になっていまい疲れました・・・




シリンダーヘッド&トラック整備 

ヘッドのポート研磨も何とか完了しました。
磨きに厳しい方から見るとまだまだかも知れませんが
鏡面にしてもそれ程効果も無いのでこれ位で十分です。
バルブシートは出来ればシートカットが一番なんですが
予算の関係で今回はすり合わせをして組み付けます。
ヘッドは最後に面研して完成です。
200612141.jpg 200612144.jpg 200612142.jpg
燃焼室も少し手を加え鋳肌を落とし磨きました。
容積はほとんど変わらないと思いますが念の為測定します。

トラック整備の方も忙しく荷箱の載せ換えやクラッチが続いてます。
今日はUD大型(ビックサム)のクラッチOHです。
大型トラックですがセミオートマチックミッション車です。
乗用車のようなATの仕組みと全く違い
MTを自動でクラッチを切りシフトして変速していくような感じです。
発進時停車時のみクラッチ操作が必要ですが後は勝手に変速してくれます。
トラックはクラッチやシフトもエアーを使ったパワーシフト クラッチで
プシュプシュとなかなかカッコイイ音で作動します。
クラッチ自体は普通のMT車と同じようなプル式ダイヤフラムタイプです。
普通のMTでも大きいですがATは更に大きく重いです。
整備性は乗用車と比較すると良く以外に簡単に作業できまが大変です。
200612145.jpg 200612146.jpg

ポート研磨 

シリンダーヘッドを洗浄しカーボン等の汚れを落とし
バリ取りとポートの荒削りをしました。
今まで使っていたリューターの調子が悪くなったので
アストロへ急遽購入しに行きました。
ここの工具は安くて結構使えるので便利です。
今回は¥6800とアウトレット品の¥1500のリューター2個購入しました。
ポート研磨作業時は帽子に保護メガネ マスクと完全武装で作業します。
アルミの削り片が飛び散り辺り一面が銀色になるので
作業後もつなぎ等をエアーブローしてすぐに着替えて洗濯します。
作業台ですがここは運送会社整備工場の為パレットがたくさんあるので
フォークリフトでパレットの高さを自由に変えて作業しています。
これは本当に便利です。
INマニガスケットをヘッドに合わせると分りますが
形状や位置がかなりずれて段違いになっているので
最低限でもここは削る事をお勧めします。
同様にマニホールド側も削ります。
燃焼室側から作業灯を照らしてポートを削っていきます。
リューターの刃は超硬バーでそこそこ良い物を使わないと
刃こぼれしてすぐに削れなくなってしまいます。
ホームセンター等で売ってる物では間に合いません。
アルミは刃に詰まり易い為ワイヤーブラシも必需品です。
荒削り後鉱石で表面の凸凹をならした後
手作業で磨きます。指が痛い!
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荒削り後鉱石でならし手作業で少し磨いたインテークポート
ガスケット形状に合わせて拡大しているだけですが
ノーマルと比較するとかなり大きく感じます。
もう少し磨いてゴム鉱石で磨き仕上げはフェルトに青棒で磨く予定です。
何処のお店でもOH通常作業はここまでしませんが
個人的な仕事なので出来るだけ頑張っています。
今回もバルブガイド突き出し削りましたが(INのみ)
今までの経験上耐久性には問題ないと思います。
バルブシートリングに近い方はシートリングを傷付けないように
ペーパーフラップを使い磨きます。

排気ポートは段付きを削り軽く磨いてます。
燃焼室も若干ですが修正研磨し磨きます。

エンジンオーバーホール 

お客さんからエンジンOHの仕事を頂いています。
時間的に余裕が無いので時間が掛かる事を前提でお願いしました。
車はハイカム&ROMチューン タコアシ マフラーですが
作業前に試乗させて頂きましが結構仕上がりが良くノーマルより全然走ります。
ROMチューンの効果が大きいと思います。
ROMは有名ロードスターSHOPの物ですがなかなか良い内容です。
特に点火時期は余り触ってない物が多いのですがこのROMはしっかり変更されていました。

今回使用するピストンはマルハさんのマーレーピストンです。
独特な雰囲気がその気にさせるピストンです。
エンジンは預かった当日に降ろして分解しました。
200612081.jpg  200612083.jpg
通常O/Hではほとんど触らないと思いますがせっかく分解したのでバルブとインマニを軽く磨きました。
ポートも磨きコンロッドも軽く磨いてバランスを合わせる予定です。
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今回使用するマーレーピストン